ガイドのS君はもともとイリアン人で、村々を尋ねてもあちこちに知り合いがいていろいろと便宜を計ってくれているようだった。ただ、村の儀式を見るときの料金交渉とかは、どうしても地元側にたってしまって、あんまり値切ったりはしないというか、できないようであった。 一方、西から移り住んできたジャワ人のガイドも何人かいて、こちらは料金交渉等はツーリスト側に立ってくれる代わりに、イリアンの村人からは詳しい事は教えてもらえていないようである。 ミイラの村に行ったとき、僕らは村の「男たちの家」のなかでくつろいでいたのだが、このときジャワ人ガイドが引き連れた別のツーリスト(ジャワ人だと思う)がやってきてもこの家の中には入れないと、村の人は家の外で言っていた。
イリアン人は、ジャワ人が嫌いなようである。当然といえば当然で、いわば自分たちのイリアンの土地にやってきたジャワ人に「征服」されたわけだから。
ジャワ人たちの国の命令で、服を着たり靴を履いたりすることが強制されているが、イリアンの人たちは嫌がってるそうである。子供たちは学校に行くときだけ服と靴を身につけるが家に帰ると脱いでしまう。大人も、町にでかけるときだけ、だそうだ。
でもS君も言ってたけど、長い目で見るとイリアンの人たちもだんだん服を着るようになってきてるし、これからもどんどんそうなってく、それはそれで、いいことだ。まぁ、ここ数年でみんなが服を着るわけではないだろうが。
ミイラだがロンリープラネットガイド本によるとJIWIKA村以外にもあちこちにあるそうだ。この村のがお勧め、なんてガイド本には書いてあるが、わざわざミイラを見に足を伸ばすのもどうかと。まあ、村の貴重な観光資源なのであろう。行かれる方はちゃんと入村料おうね。
イリアンに来る日本人がいたら紹介して欲しいと、ガイドのS君は、何度も僕に頼んでた。こういうとこはどこに行ってもそうだけど、外国人相手のガイドっていい金になり、でもお客の獲得競争は激しい。S君とは3日間一緒にいたのだが、とてもいい奴で、まじめだし、このページを見る人でガイドをあらかじめ手配したい人はS君の住所と名前を教えますのでメールください。
入域許可証は、ガイドブックによるとジャヤプラの街まで行かなければならないと書いてあるが、センタニ空港近くの警察へ行けばもらえる。ただしパスポートのコピーが必要で、顔写真のページと入国スタンプのページの2個所のコピーが要る。入国スタンプのページの件はガイドブックにはかかれていないので気を付けてください。といってもちょっと歩けばフォトコピー屋さんはいっぱいありますが。