塩の池 Salt Lake



 ワメナのマーケットで水とポンチョとお土産のタバコとお菓子を 買い、銀行に行って最小額紙幣の100Rp札をたくさん 手に入れて、ガイドのS君と乗合自動車に乗って、 S君の故郷であるJiwika村へ向かった。
 車はトヨタの4WDのRVで(ハイラックスぐらいの サイズにカローラの1300ccエンジンを積んでるらしい) 3列あるシートのうちの後ろ2列と、1列目の助手席に 客が乗るというものである。(インドネシアの田舎は、ほんと、どこ いってもこの車が走ってた)

JIWIKA VIlage  超凸凹道を上へ下へ右へ左へと揺られながら、1時間ほどで JIWIKA村に着いた。回りを山に囲まれたのどかな村である。

 ここまでくると、逆に服を着てる人の方が珍しくなる。 村の人はみんな裸でどうどうと道を歩いているのである。 最初はどうしても「いろんなとこ」に目が行ってしまう。 道ゆく若い女の人に、にこっと笑顔で挨拶されると、恥ずかし がる方がへんなのだ。(といっても、最初は目のやりどころに こまりましたが。写真があるといいんでしょうが正面から堂々と は写真は撮れませんでした。)


Mountain Man

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 きょうはこれから山歩きだ。

 荷物をホテルにおいて、水とバナナをもって、山を登った。 とりあえずの目的地は、塩の池である。
 けっこう急な山道をガイドのS君はすたすたと登ってく。後を ついてく僕の方は汗だくなのに、S君は涼しい顔だ。どうして そんなに早く歩けるの?ときくとと

" Because I'm a Dani men ! "

というS君の答えだ。(このフレーズは何回きいたことか)
 彼はダニ族なのだが、普通のダニ族の人々は一日に10時間ぐらい 歩くそうだ。

Salt Lake  山を登っていると、途中で荷物を頭に載せた女の人や、重そうな 木をかついで軽々と歩いているおじさんとかがすれちがう。 こんな急な道を毎日彼らはあるいているのだ、あー、すごい。 と、意味もなく感激してしまった。

 1時間ぐらい歩いて、やっと塩の池に着いた。

Man in Salt Lake
 すぐ横を小川が流れる場所に、なんだか汚い池があって、 たくさんの人たちがバナナの茎をその汚い水に浸けて 洗っている。洗っているとみえたのは実は塩水を 染み込ませて乾かし、そのまま村まで持ち帰って、 茎を焼いて塩を取り出すそうだ。昔ながらのやり方だそうだ。


 池の中でタバコを持ってるおじさんは、コテカ(Pケース)の 上に腹巻きみたいなものをしていますが、これはヤリ族の スタイルだそうです。着ている(?)もののスタイルは 部族ごとに違うそうです。(S君の説明による)
 後で出てくるダニ族はこういう腹巻きはしてません。

 それとコテカから左右に糸が伸びているのが見えるでしょうか。 彼らのコテカがいつもまっすぐしているのは、べつに、いつも 「元気」な訳ではなく、ちゃんと糸で吊ってるからなのです。 安心しましたか?(じつは友人に「さすがにダニ族はいつも 「元気」なんだなぁ、すげーよなぁ。なんて感心してた もので、念のため)