超凸凹道を上へ下へ右へ左へと揺られながら、1時間ほどで JIWIKA村に着いた。回りを山に囲まれたのどかな村である。
きょうはこれから山歩きだ。
荷物をホテルにおいて、水とバナナをもって、山を登った。 とりあえずの目的地は、塩の池である。
けっこう急な山道をガイドのS君はすたすたと登ってく。後を ついてく僕の方は汗だくなのに、S君は涼しい顔だ。どうして
そんなに早く歩けるの?ときくとと
" Because I'm a Dani men ! "
というS君の答えだ。(このフレーズは何回きいたことか)
彼はダニ族なのだが、普通のダニ族の人々は一日に10時間ぐらい 歩くそうだ。
山を登っていると、途中で荷物を頭に載せた女の人や、重そうな 木をかついで軽々と歩いているおじさんとかがすれちがう。
こんな急な道を毎日彼らはあるいているのだ、あー、すごい。 と、意味もなく感激してしまった。
1時間ぐらい歩いて、やっと塩の池に着いた。
すぐ横を小川が流れる場所に、なんだか汚い池があって、 たくさんの人たちがバナナの茎をその汚い水に浸けて
洗っている。洗っているとみえたのは実は塩水を 染み込ませて乾かし、そのまま村まで持ち帰って、
茎を焼いて塩を取り出すそうだ。昔ながらのやり方だそうだ。
池の中でタバコを持ってるおじさんは、コテカ(Pケース)の
上に腹巻きみたいなものをしていますが、これはヤリ族の スタイルだそうです。着ている(?)もののスタイルは
部族ごとに違うそうです。(S君の説明による)
後で出てくるダニ族はこういう腹巻きはしてません。
それとコテカから左右に糸が伸びているのが見えるでしょうか。 彼らのコテカがいつもまっすぐしているのは、べつに、いつも
「元気」な訳ではなく、ちゃんと糸で吊ってるからなのです。 安心しましたか?(じつは友人に「さすがにダニ族はいつも
「元気」なんだなぁ、すげーよなぁ。なんて感心してた もので、念のため)