山歩きからもどって、食事をした後、歩いて10分ぐらいの村を 訪れた。この村は、ミイラが「売り」で、といってもミイラを売って
るわけでは無いが、これを見にインドネシア人も わざわざやってくるそうだ。で、ちゃんと入村料をはらって、入れて
もらって、見せてもらった。
でも、あんまし、気味のいいもんではないね。ミイラ。
ガイドのS君はこの村でも有名人で、おお久しぶりじゃあのぉー、 という感じで、村のみんなと挨拶していた。
ダニ族の家は基本はわらぶきで、男たちが村の一番奥にある 大きめの家に住み、女たちはいくつかある小さめの家にいて、
その反対側に台所(長屋)がある。
男たちの家の中にも入れてもらったが、日本の田舎みたいに、 家の中央に囲炉裏があって、そのおかげで部屋の中は煙たいのだが
我慢できないほどではない。床は土の上にわらが敷いてあって、 囲炉裏の熱のせいかほんのりとあったかい。家の中では、男たちが
ぼんやりとタバコをすっていて、優雅な雰囲気がただよっている。 煙のせいで内側の壁や柱は真っ黒である。そして、なんと、
部屋の一番奥に年代ものの金庫があって、お宝のミイラは お客に見せ終わった後はこの金庫にしまわれたのであった。
しっかりしてるなー、と感心してしまった。
この部屋はなかなか居心地がよく、ガイドのS君は なにやら村の人たちと世間話でもしてるようだし、山歩きで
少々疲れていた僕は、横になってそのダニ語(?)に 聞き入っていた。といっても意味が取れる訳ではないが、
もうちょっと元気があったら、こういうとこに泊まるのも 面白いかも知れない、なんて、ちょっとだけ考えた。