雲南省の南の西双版納の暑さにだいぶ疲れたなーという訳ではありませんが、次の予定の町、雲南省の北に位置する麗江(LiJiang)に飛行機を使って向かいました。麗江は標高が2500m程もあって、山の気候で、昼間は日射しが強く暑いのにからっとして、朝夕は冷え込みます。そして、この麗江近郊には有名な(とは言っても行くまで私は知りませんでしたが)玉龍雪山がそびえているのです。
玉龍雪山は険しく上ることが出来ませんが、近くまで行って玉龍雪山を眺める現地ツアーがありました。英語もなかなか通じず、現地旅行社でのツアー申し込みも大変でしたが、この現地ツアーに参加しました。でも、旅行代理店で話をしていると、英語の出来る中国人が通訳してくれて助かりました。
普通は天気が悪くてなかなか見ることが出来ないらしいのですが、日頃の行いが良いのか、私が行った日は快晴でして、美しい玉龍雪山を見ることが出来ました。
マイクロバスで麗江市街を出て北上し、玉龍雪山の麓の高原で休憩をしつつ、遠くに望む山々を観賞しました。この高原の地点で標高は3000m程、玉龍雪山の最高部で5500mにもなるそうです。
ここまでくると空の青が一味違います。険しそうな山でしたが、山の中腹あたりをゆらゆらと流れる雲と、黒い岩肌の急峻な斜面、その所々に緑が散見されて、これに残雪の白が加わるというすばらしいコンビネーションの、美しい山でした。
麓の高原からの玉龍雪山
この麗江近郊のツアーは、マイクロバスで回る一日観光だったのですが、玉龍雪山の他に、清の時代の中心だったという白沙村(お寺や壁画がありました)、白水河、雲杉坪を回りました。ミニバスの中は、若い女性のガイドさんが風景を説明しながら冗談を言ってるようで、私以外の中国の観光客は大声で笑っておりましたが、そんなときはちょっとつらいものがあります。
しかし、天の助けか、同じツアーに香港から来てる二人連れ(でも中国人ですね)がいて、親切にも英語と中国語の通訳をしてくれました。お二人とも香港で学校の先生をしてるそうで、夏休みで一月近く雲南を旅行するということでした。一月、うう、うらやましい、、、。私は8日間、、、。麗江の後はシャングリラで売り出し中の中デンまで行くと言ってました。
香港は私も大好きなところですし、しばらくのあいだ、香港のネタで会話は大盛り上がりだったのですが、やっぱ中国で自由に旅行しようと思ったら中国語が多少は出来ないと辛いなぁ、と実感しました。(中国を旅行するたびにこれは感じるのですが、次にくる頃には、ころっと忘れてるんですよね)
下の写真の白水河は、文字通り白い河でして、何が白いかというと川底が白いのです。大理石のように白い川底と、流れの途中に段々になったところがあったりして、物珍しさからたくさんの観光バスが停まって、観光客で混雑してました。
白いのは石灰の堆積でしょうが、日本ではこんなのは無いですね(誰か知ってますか?。トルコのパムッカレがちょうどこんな感じですがあそこは温泉付きだし)
雲杉坪は高台にある杉林と高原なのですが、麓からロープウェイで登りました。ロープウェイ乗り場は沢山の中国人観光客で混雑しておりまして、乗る順番の列が出来ていたのですが、いつものことながら列を守らないで割り込もうとする人が沢山おりました。で、ちょっといやな気分にもなりつつあったのでした。
一緒に並んでいた香港二人連れは当然そんな列の割り込みはしませんが、彼女らも私と一緒に中国人の割り込みを見ておりまして、私と目が合うと、肩をすくめるジェスチャーをしてましたから(しょうがないなぁ!)と感じてたのでしょう。
ロープウェイで登ったところに杉の林への入り口があり、日射しも和らぐ遊歩道を、杉の香りが混じる高原の風を切りながら、ちょっと早足で歩きました。木の香りって、何故か心を落ち着かせますよね。
杉の間の道を抜けると広い高原に出ました。ここでは馬が走ってたり(ロバだったかも?)、お土産屋が並んでたり、それから雲南の民族衣装を着て写真を撮るコーナーがあったり、大にぎわいでした。でもやはり、そんなものよりも、より間近になった玉龍雪山と近景の杉の美しさが一番でしょう。高原の遊歩道を歩く間、何度も雄大な山を眺め、しばし歩くのをやめてゆっくりと景色を楽しみました。
林の中からの山