<2> 市民劇場
ビーチで一日過ごして、夕方、サイゴンホテルに戻った。
シャワーを浴びると 肌がひりひり、少々日焼けしたようだ。ひと休みしてから、夜のサイゴンの町を歩くことにした。(あ、ホー・チ・ミンが町の名前らしいけど、サイゴンの方が通りがいいようで、こっちを使うことにします。)
ほかの東南アジアの都市のように、サイゴンの道路にもたくさんの自転車やバイクがあふれていた。ふたり乗りのホンダカブは、デート中である。気のせいか、昼間よりも夜の方が、数が増えている。
市民劇場前は道路の真ん中が広場になっていて、親子連れやカップルが楽しそうに歩いている。風船売りなんかもいて、にぎわっていた。
ちょっと歩き疲れたので、その広場の花壇の端に腰をおろして休憩していると、「こんにちは」と、日本語で話しかけられた。顔をあげると、いかにも貧乏旅行者といった風体の、20才位の男の人がこっちを見ている。
しばらく話をしたが、この人、さっきプノンペンから着いたそうだ。サイゴンまで車で3時間くらいという。(ちょうど、PKOで騒いでいた頃です)
カンボジアではプノンペン政府も旅行者の安全を保証できないようで、いなかの危ないところにいくと、旅行者に拳銃と手榴弾を渡して、自分で自分の身を守れ、ということになっている。(ほんとかいな) もらった手榴弾を持って河にいき、河に投げて爆発させて、気を失って浮いてきた魚を食べるんだ。 (う、うそぉ〜)
(翌日)
ブンタウビーチで泳いだ翌朝、食事をホテルでとってから、ベトナム航空のオフィスへ向かった。
シクローで10分程揺られ、人混みで混雑するオフィスに入る。ようやく僕の順番がまわってきて、受け付けのお姉さんにフエ行きの便を頼むと、あいにくフエ行きはもう出たあとで今日は無い、という。ダナン行きがあるのでいったんダナンまで行き、そこから陸路でフエへ行くことにした。
実はこの旅行に出る前に、勤務先の課長に「ベトナムはどこにいくのかね?」ときかれ、「はあ、とりあえずサイゴンに行ってそこから先は考えていません」と答えたのだが、「ダナンには行くの?」と言われてしまったのだ。「は?、ダナンて有名なんですか」と課長に聞けば、ベトナム戦争(ベトナムではアメリカ戦争というのかな)の頃の激戦地ということで課長の世代の人たちには記憶にあるベトナムの地名だそうだ。
で、そのダナンに向かうことにした。10時半の発である。ベトナム航空のオフィスでこれをきいたのが9時半で、え、もう1時間しかない。航空券はここではもう発券できないから、直接空港へ行って買ってくれ、ということだった。
ベトナム航空オフィスの外で客待ちしているモトシクロー(呼び方はこれでいいんだろうか、要するにバイクの二人乗りだ)で、急いでサイゴンホテルまで戻ってチェックアウト、そのまま空港へ行った。

サイゴンの古いビルは、西洋風です。
このビルはギャラリーが一階に入っていて、住居の2階、3階には窓辺に植物が置かれていて、いい雰囲気でした。
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