一足早い春を満喫したいと、沖縄に行ってきました。10年ぶりの沖縄でしたが、やっぱ、ここは日本の中のアジアですね。飛行機を降りると、ちょっとしめった暖かい空気が私をつつみました。(1999.3.19-3.22)壷屋
那覇の繁華街の国際通りから少し南に下ったところに壷屋という焼き物の町があります。焼き物の町ということで、いくつもの窯元があり、焼き物の博物館もあって、観光客もたくさん来ていました。シーサーの焼き物はいろいろな表情があって、見ているだけで楽しめますね。

焼き物は、沖縄では「ヤチムン」というそうです。道を歩いていると、ところどころに、石敢當「いしがんとう」という文字があって、ガイドブックによると魔よけなのだそうですが、面白いですね。写真は、左右にシーサーがいる石敢當ですが、シーサーは本土の神社にいる狛犬と同じで「あ・うん」の、一方が口を開け、一方が口を閉じているのです。そして、沖縄の家の門の左右には、その対のシーサーをよく見ました。聞いたところでは、家を新築すると親しい人たちは、2−3万円する対のシーサーの焼き物をプレゼントするとか。そんな高い焼き物の買い物をするときは、地元の人でも、ここ壷屋までやってくるそうです。

首里首里は、沖縄観光ではよく紹介されるところですね。この首里城のあたりは、戦時中は日本軍の司令部が置かれていたそうで、それで相当の攻撃を受けたところだそうです。で、写真の首里城は復現されたものなのです。残念ながら訪問したときは小雨が降ってて、沖縄の太陽に光り輝く首里城というわけにはいかなかったのですが、春雨の中に落ち着いた雰囲気で佇む首里城も趣があって良かったですよ。沖縄でよく見る赤瓦屋根の左右には竜がいて、中国文化の影響を感じました。赤は瓦の他にも、城の中の広場も赤と白のストライプ模様で、儀式の時にはここの家来が並んだそうで。
正直に言うと、「竜宮城」が、頭に浮かんでしまいました。

首里城の南側には、昔、お城に通う役人が歩いたという石畳の道が、保存されています。なかなかいい雰囲気なんですが、小雨で石畳の上は滑りやすくなってて、下りの道を歩いたのですが、何度か、こけそうになりました。きっと、昔の役人も、仕事帰りにこの道でこけた人がいるに違いない。
昔のお役人は、9時から3時までが仕事だったそうで、残業するときは国王の許可が要ったとか。それから見ると、現代人はよく働くようになったんですねぇ。

泊港沖縄行きの目的の一つは、鯨を観ることだったのですが、残念ながら天気が悪く、船が欠航してしまって、それはだめでした。ホェールウォッチングのシーズンは2〜3月、予定では泊港からでる船に乗ろうと思ってたのですが、残念でした。まあ、パンフとかを見ると、「双眼鏡は持参してください」とか書いてあって、もちろん持ってなかったので、船が出たとしてもみれなかったかも。港にある石碑には、琉歌がかかれていました。和歌に対し、琉歌とうものがあるのは、初めて知りました。

で、ホェールウォッチングに行き損なって、えー、船でないんですかぁー、どーしょー、っと旅行代理店のカウンターで悩んでいると、水中観光船のパンフが置かれていて、じゃあと、こっちに乗ることにしました。水中観光船といっても半分だけ水中で、要は船の船底に窓が付いた様なものです。約1時間の遊覧で3000円とちょっと高かったのですが、まあ、せっかく来たんだしと、乗ってみました。写真のような雰囲気で、窓越しに見える海は、海底の珊瑚や魚たちが手を伸ばせば届くくらいの近さで、見ることが出来ました。ほんと、きれいな海でした。
しかし、しかし、この前の晩に飲んだ泡盛のおかげか、潜水式の船のおかげか、ちょっと酔ってしまいました。

ライブハウス チャクラ沖縄の魅力の一つに、音楽がありますね。もともと、上々颱風とか好きでして、せっかく沖縄来たんだしと、喜納昌吉&チャンプルーズの本拠地ライブハウスチャクラに行ってみました。ラッキーにもその晩はご本人が出演されると言うことで、さっそく入ってみました。チャンプルーズの前には、沖縄民謡や舞踏もあったのですが、この、沖縄民謡がまたいい。民謡を歌う人って大抵いい声してるんですが、沖縄の場合、南国のリズムでノリがいいんですね。もー、大好きです。
続けて、喜納昌吉氏登場。名曲「花」を、こんなに間近にきけるなんて、もー、大感激でした。「ハイサイおじさん」では、大盛り上がりで、連休ということもあってライブハウスは超満員だったのですが、あー来て良かった。
ちなみに、関西空港を夜7時半の飛行機に乗ると那覇の空港に9時半につきます。それからタクシーで国際通りに行けば、喜納昌吉&チャンプルーズの2回目のステージ(10時半といってた)には間に合いますね。今度やってみよう。

オリオンビールやソーキそば、等々、沖縄料の話題は書き出したら切りがないので、まあ、書かないことにしますが、またまた、食べ過ぎだぁ、く、苦しー、の世界でした。いやぁ、極楽極楽。日本なのに、なんだかアジア。日本語が通じるしアジアに比べたらその分は逆に楽しめるところかもしれませんね。
来年は、なんとか鯨を見に行きたいです。
(この項おわり/1999.3.30)